- DGS diagram
(Distance gain size diagram 距離 / ゲイン / サイズ 線図) - DGS法(DGS=Distance(距離)、Gain(増幅率)、Size(大きさ))は試験片内に在る実際の反射源(例:含有物、空洞、亀裂等)のエコー振幅とDGS線図の比較に基づいて反射源の大きさを推定するものです。
- 本機能は、探触子の仕様(周波数、振動子径)とDAC線作成用試験片内の反射源の形状(平底穴/横穴)及び縦波/横波の条件でDGS線図を作成します。
- キズからのエコー高さと深さから算出する等価リフレクターサイズ(ERS)は、反射物からの実エコー振幅をDGS線図に記録された曲線の配列と比較することで反射源の大きさを推測します。
- DAC線作成用試験片で作成したDGS線の特性と実試験体の特性が異なる場合は試験体内の反射源の大きさに合わせで補正する機能があります。
自然キズの等価反射源比較機能
UI-27単体でABCスコープ表示が可能
- UI-27にABC機能ソフトウェアをインストールしエンコーダ付手動XYスキャナを接続する事で、UI-27単体でのABCスコープ表示が可能です。
- UI-27ABC機能ソフトウェアを使用する事で、以下の画面表示が可能になります。
- Aスコープ表示:
ABC機能のメイン画面及び、測定中に表示可能。 - Bスコープ表示:
結果画面・測定中にY軸(Yカーソル)位置の断面図を表示します。 - Dスコープ表示:
結果画面・測定中にX軸(Xカーソル)位置の断面図を表示します。 - Cスコープ表示:
結果画面にてCスコープを表示します。 - 二分割画面の縦二分割、横二分割表示選択可能。
- 判定値の色別表示(判定色)設定が可能。