近年、構造物(橋梁、原子力発電設備等)の老朽化が顕在化し従来の検査手法では十分対応できないケースが増え、新しい超音波探傷・計測技術を早期に開発することが要求されるようになってきています。
従来の実験を主体とした技術開発では開発期間、開発費用及び性能確認に多大な費用が発生します。
菱電湘南エレクトロニクスでは、これらの問題解決のために実験結果を再現可能な波動シミュレーション技術によりサポートします。
波動シミュレーション
このシミュレーションは斜角探触子から発生した超音波が溶接構造物中を斜めに伝搬し、溶接部に存在する「きず」からの反射波が再び斜角探触子に受信されるまでの過程を動画としてシミュレーションしたものです。
溶接構造物の下には超音波の伝搬時間に同期して受信波形が表示されます。